震災から22年
先週の17日阪神淡路大震災から22年が経ちました。
地震による火災によって7千棟を超える住宅、焼損面積にして80万平方メートルを超える街並みが焼失しました。
原因を特定できた火災のうち、最も多かった出火原因は、「電気機器や配線に関係する火災」でした。
建物の倒壊や、家具・家電が転倒、散乱する状況の中で、電気ストーブや照明器具が可燃物と接触してしまうことにより、火災が発生したのです。
また、地震発生後にはほとんどの地域で停電が起こりました。
その後、電気が復旧した際、地震直後は火災が発生しなかった地域でも、通電状態となった電気ストーブや観賞魚用のヒーター、
または地震によって傷んだ配線から出火する事案が相次ぎました。いわゆる「通電火災」です。
「通電火災」には日頃から気を付けたいものです。
傷ついたり、古くなった「電気コード」などからも出火することがあります。
近くに燃えやすいものや、ほこりなどがあると大きな火災につながる可能性があります。
コンセントを抜く習慣や、必要以上の物を置かない習慣など色々防止対策はあるようですので、一度周りを見回して危険だと思われる物をチェックしてみましょう。
震災を思い出すたび恐怖を思い出しますが、身の回りの危険を考える機会と捉え生活環境の改善を考えてもよいかもしれませんね。
古くなった電化製品、使っていない大きな家具などこの機会に…とお考えの際は、私共みらいへサポートへお気軽にご相談ください。